2015年2月21日土曜日

惰性にならない努力を ~繰り返し開催の心掛け~

皆さん、お久しぶりです♪
2015年の2月は「これでもかぁ!」というくらい研修、研修、研修の日々を送っております。
久しぶりにいただいた官公庁系システムの講師のお仕事…神奈川県全域を1日2ヶ所ずつ、SEさんとペアで行脚する日々…。業務の種類は違えど、10年くらい前にSAPのシステムの講師を担当したときのことを思いだしてしまいました。当時、お世話になったSEの皆さんは今もお元気にしていらっしゃるのかなぁ?…懐かしく思い出しつつ(*^_^*)。

全社員、全職員に行きわたらせなければいけない業務系のシステム研修は2、3時間で構成されるものが多いような気がしています。大抵の場合、実稼働前に研修を実施しますので、インターフェイスが日々変わっていくであろうことを覚悟しなければなりません。そのくせ業務用アプリは「持ち出し」厳禁…自宅での予習・復習はまずできませんので、現場重視で覚えていくしかありません。

実際に企業統合によるSAPシステム導入のための研修だった10年前には、研修前日に予習させていただいた画面と当日のインターフェイスががらりと変わってしまっていたこともありました。今回も例に漏れず、日々、コンテンツや機器の名称やときには運用方法そのものが変更になったりで、1日たりとも気が抜けない雰囲気の中、「難しい」と思われがちな新システムへの移行を少しでも分かりやすくお伝えすべく邁進しておりました。

が、そうはいってもベースとなっているのは同じシナリオで2、3時間の内容で、しかも1日2本ずつで…ってなってくると怖いのは「慣れ」。これは別に業務アプリでなくても、有り得ることだと思いますが、人間、何度も何度も同じことを繰り返していると、そのうちに
「あれ? 今回、これってもう説明したっけ?」
なんて思い始める瞬間があります。
そうなってくるともう、お客様は違うのに同じ相手に対して説明を繰り返しているような錯覚に陥ってしまい…っていうのは「プロ」を名乗る講師にはあってはならないことだと私は思っています。
相手が異なる以上、惰性という名の「慣れ」まで辿り着いてはいけないのです。

この2月は同じシナリオでの研修をすでにもう24回実施しています。
回を重ねるごとに鮮度が落ちることのないよう、新たな気持ちで臨むように心掛けました。
同行していたSEさんとの相性も好かったのだと思います。
決して簡単ではない特殊なシステムのお話しだったにも関わらず、お客様からはご好評を得ることができました。
本当にありがたいですね。

2月いっぱいはこの調子で走り続ける予定です。
3月からはまた、ちょっとだけOLもどきに戻ります。
望まれて働ける場所があるってありがたいことだなぁってつくづくと思いつつ、今回、とても貴重な研修の機会を与えてくださった関係各所の皆様に心より感謝しつつ…。
月曜日からも新たな気持ちでがんばりましょうっとp^.^q

【よろずチューター ひかり】
http://tutor-hikari.jimdo.com/